滝谷ドームから小槍 その3 大キレットをこえて槍へ
翌朝、連休が3日しかなかったHさんとは北穂高でお別れして、Tさんとともに今度はNさんと槍で合流すべくキレットをこえて槍へ向かいます。(なんかすごい解りにくい説明ですが一人別れて一人合流するという計画。)
↑写真は北穂山荘から見下ろす大キレット。
キレットとは「切れ戸」のことで、山と山の間が急な角度で切れ落ちている地形のことを言います。
写真のように、急な下りから急な登りとなるので、脚が疲れます。
Tさんの靴は初日からつま先がベローンはがれて、テーピング&小屋から借りたボンドで固定して騙し騙し歩いています。
これが加水分解かというとそういうわけではなくて、ただ単に剥がれたという。
「ソールのフリクションは抜群だけど靴の造りが悪い」という定評があるあのメーカーのですが。。。
北穂小屋から急な斜面を激下りしていきます。
せっかく苦労して登ってきたのにもったいない!
この辺、「飛騨泣き」というところ辺り
「長谷川ピーク」の辺り。
キレット南岳側(槍側)の登り。
大きなハシゴがあるので、鞍部からものの30分くらいで南岳へ登れました。
南岳側から北穂の方向を振り返って見たキレット。
この道は、いつかきた道 ああそうだよあかしやの花が咲いてる
なんかいい感じの南岳小屋
この小屋はいつも通過点
いちどここに泊まってみたいな。
いつかいつか言うて、けっきょく行かんのやろうな。
(昔避難小屋には泊まったことある
南岳へのなだらかな登り。
こういう景色大好きです。
いよいよ槍ヶ岳がみえてきた。
↑おっきなガレ山。写真の中央下辺り、登山者がちいさく写っているのがわかりますでしょうか
あとすこしで槍ヶ岳!
Nさんと無事合流して、翌日の天気が悪いとのことで、翌日の計画を前倒し
このまま急遽小槍の上にクライミングをすることに。。。
つづく