比良 蛇谷ヶ峰 蛇谷を行く
この蛇谷ヶ峰には、その名前にあるとうり「蛇谷」という谷がふもとから山頂まで突き上げています。
山岳会のAさんは、山登りで変わった道を行くのが大好きな人で、今回はこの蛇谷をじっさいに登ってみよう、ということになりました。もちろん、登山道ではなく、沢登りということになりました。
まずは墓場の横から入り、作業道を歩いて行きます。
導水パイプがはしっています。
沢をつめていくと、倒木などに阻まれてまったく沢登りとしてはロクなものではない。
登りで導水パイプをたどっていくと、間違えた沢筋を詰めてしまい、少しずれたところから稜線へ出てしまいました。(別の記録に惑わされましたが、沢が別れるところで導水パイプの方へ行ってはダメです。)
山頂でお昼を食べる。
帰りはちゃんとしよう、ということで、本当の蛇谷から下ります。
本当の蛇谷は、水の量もそこそこで水質も綺麗。思ったよりは悪くない沢でしたが、足元の岩がグラグラでとても危ない。落石も多数。
下降途中、15m~20mくらいの立派な滝がひとつだけありました。ここは懸垂下降で下る。
途中からまた、導水パイプの谷と合流し、元の場所へ帰ってきました。
立派な滝もあるし、岩も沢靴ではぜんぜん滑らないので、思ったよりは悪い沢ではないのかもしれないけど
とにかく落石がひどいのと、倒木に阻まれて登りにくい沢でした。
人が行かないということには、それなりに訳があるものだなあ、と思った。