写真と動画でつづる山と山以外

山に登ったり、登らなかったりします!

石徹白 野伏ヶ岳 その1

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岐阜県郡上市にある野伏ヶ岳(のぶせがたけ)に登ってきました。

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まずは麓のスーパーで今晩の食料買出しをする。(テント泊なので)

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飛騨牛買うぞー」とU親方。(せっかくの飛騨牛だが、アクがたくさん出るので最後にまわされ、けっきょく闇鍋的な使われ方をしてしまった…。でもうまかった)

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さて、野伏ヶ岳はバックカントリースキーで有名な山だそうで
今回KさんとU親方はスキーで山登りをする。
スキーにシール(斜面をスキーで歩いて登るための物)を装着するKさん

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綺麗な水の小白山谷。

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Uさんのカービングスキー。すごく高価な板だそうな。

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はじめは林道をひたすら歩く。
スキーの二人はスキーを滑らせスイスイ歩くが、僕はひとりだけスノーシューなので一人汗だくです。

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ときどき林道をショートカットしながら登る。
歩行具によってライン取りが違い
スキーの二人は、斜面にたいして斜めに登るが、僕はスノーシューなので直登で進む。

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すこし急な斜面を登ったその先に…

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和田牧場に到着
見えた!あの三角の山頂が野伏ヶ岳であります。

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スキーの二人はスイスイ滑って気持ちよさそう!

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誰かが作った像?お見事です

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さて、本来は日帰りで登れるような山ですが、今日はあえてここで雪中キャンプを敢行。
時間もあるので、急遽イグルーを作ろう!ということになった。
イグルーというのは、雪のブロックで作ったカマクラみたいなもののことです。
まずは写真のようにストックをコンパスのように回して円を描く。

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雪面を踏み固め、ブロックを切り出します。

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切り出したブロックを円形に積んでゆきます。

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U親方がスノーソーで切り出したブロックを僕がスコップで掘り起こし、Kさんが積んでゆくという作業分担が自然に出来上がる。

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だいぶ出来てきたところで入り口を切り出す。
らしくなってきました。

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あとちょっとで天井ふさがりそう!

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僕が中に入って仕上げをする。
うまく天井をふさいでいったので、「建築家に転職すれば?」と言われたが、建築家というよりどっちかというと左官屋っぽい作業。


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ついに完成!なかなかの重労働でした。中は広くて七人くらいは快適に入れる感じ。
天井も立ち上がれるくらい高い天井になりました。

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その晩はイグルーの中で飛騨牛入り闇鍋と、黒糖梅酒の雪割り(イグルーの壁をガリガリ削って梅酒を割る)をおいしくいただいて眠りについたのでした。

つづく