2010年1月の堂満ルンゼ

ルンゼ 1 [(ドイツ) Runse]
登山用語。岩壁に水の浸食作用でできた急なけわしい溝。岩溝(いわみぞ)。ガリー。クーロアール。
三省堂 大辞林より


去年も登ったきた堂満岳のルンゼ、今年も登ってきました。
堂満ルンゼは雪がつもったこの時期だけ登れるようになるのですが
今年はすごく雪が少なくて去年とは大違い。
http://blogs.yahoo.co.jp/tsuduno2000/39042207.html

それでもわずかな雪をたどって、なんとかギリギリ登ることができました。

その後、平たいところまで下山して雪崩の際に救助者をビーコンで発見する訓練をしました。
ビーコンというのは、電波を出して遭難者の現在地を知らせる機械のことです。
パーティーに二つ以上装備して、ビーコンを電波発信状態のまま身に着けて行動します。
パーティーの誰かが雪崩に飲み込まれた時、巻き込まれずに済んだ人がいればビーコンを電波受信状態に切り替えます。
するとﾋﾟｰﾋﾟｰ音がするので、感度を調節しながら音が大きくなる方に近づいていき、ここと思うところにゾンデ棒という棒を突き刺します。
「それでブヨブヨするような感じがしたら、人が埋まってますね。」とのこと。

ちなみに15分で発見できなかったら、助からないと言われているそうです。埋まりたくないなあ～。