写真と動画でつづる山と山以外

山に登ったり、登らなかったりします!

常念岳より表銀座コースを経て餓鬼岳 憧れの稜線を行く9 東沢岳から餓鬼岳

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東沢岳から餓鬼岳までの稜線の間には、ゴツゴツした岩が連なる稜線で、すぐそこに餓鬼岳があるように見えて、なかなか餓鬼岳までたどり着くことが出来ませんでした。

剣のように尖った大きな岩を巻いていく樹林帯の急坂コースを登りきったあとは、少し高度感のある岩やハシゴを登るような道が続き、やっとのことで餓鬼岳に着いたころには、けっこうクタクタになってしまっていました。

表銀座の華麗なるコースから突然この荒れたコースになる落差がすごい。
なんとなく地獄っぽいところがたくさんあったので、「餓鬼岳」という名前もなんだか納得です。
と、思って由来を調べてみたら、インターネットによると

「餓鬼岳という山名からしてなにか近寄り難く感じるが、命名由来は二つあるようだ。一つは裏銀座から見ると目の下に見えて子供のようだから。もう一つは峻険で岩場や崖続きの山であることから、崖(がけ)岳が転訛したという説である。」

という由来なのだそうな。

餓鬼小屋も燕岳のセレブ小屋とは比べ物にならないこじんまりとした小屋でした。
こちらのほうが、趣があっていかにも山小屋という感じで良いかもしれないけど。

餓鬼岳の山頂は小屋から五分くらいのところにあります。
我々は、狭いテント場にテントを張ってから、空身で山頂に登りました。

餓鬼岳の山頂からは唐沢岳が見えました。
唐沢岳は、行けばその先の縦走路は無く、戻って来なければいけないのであえてこの山を目指してくる人はあまりいないようです。

ですが、我々が見たときは雲がかかって神々しく、まるで餓鬼岳はこの唐沢岳の姿を眺める見晴らし台のためにあるかのように思えるほど美しい山でした。