釣りに行った記
クリスマスに商店街でサンタの飾り付けしていたんだけど↓
これだけウジャウジャいるとちょっとキモい。
一晩で全て撤去されていた。すごい
ところでFくんがやぶから棒に釣りを始めるのだという。
それも渓流釣りをするという。
なんでいきなりかなと思ったら、あとから知ると漫画を読んで影響されたそうだ。
どうせまたすぐにやらなくなるんだろうと思うけど、1万円以上する竿を買ってけっこう本気のようだ。
それもルアーでの釣りをするという。
(漫画に載っていたルアーを買ったそうだ。)
私もFくんも釣りしたことない。
Fくんの知識は全て漫画。
これは釣れるわけがないと、職場で魚大好きなシニアのおっちゃんKさんに
アドバイスをもらおうと彼の話をしてみたところ、
いきなり初心者がルアーで釣れるわけないわ。
という話になり「ワシが教えたろうか」という流れになってしまったので、Kさんを師匠と仰いで教えを請うことにした。
そこで、案内されたのが高槻にある芥川という川の漁業共同組合がやっている管理釣り場。
釣りは全然わからないんだけど、要は渓流魚の釣り堀みたいなところの様です。
ものすごく寒いなか厚着をして釣りを開始。
寒波が来ててめちゃくちゃ寒い。
こんな寒いのに行くて言わんかったら良かった
とKさんに言ったら
Kさんも連れてくて言わんかったら良かったと思ってた。
ということで3人とも「行かなければ良かった」
どうしてこうなった。
はじめてのルアーで10匹くらい?は釣ったFくん。
はじめてのルアーで釣れ、Kさん感心。
わたしも師匠にしたがって餌釣りでやったら6匹くらいは釣れた。
師匠が釣った大物(ニジマス)。
その場で捌いて焼いて食べる。
魚が40匹くらいは釣れてて、どんどん食べなければいけないというのに
「肉を買ってきて焼こう」と、いつものように思いつきで訳のわからない事を言い出す師匠。
白身魚おいしい!
全部で40匹以上は釣って、Kさんに3等分しようと言われるも
おれそんな魚持って帰っても困るしいらんでってことでFくん6匹私6匹
そのうちまた2匹をFくんにあげて4匹持って帰ることにする。
家の流しで臓物とかさばきたくなかったので
Fくんと近所で捌いてから持って帰ることにする。
血とかに弱いので、
最初「うわキモ〜」と躊躇したものの、
1匹さばくとあとは全然平気になりどんどん捌いていった。
連続殺人犯が2人目からの殺しは平気になるという話を聞くが。。
Fくんも言ってたけど、やっぱ魚の目は情が通わないところがあるよな。
植物<虫<魚≒爬虫類<鳥<哺乳類
という順番かな。
さばいていると散歩中の犬がすごく興味津津の様子で寄ってきて
飼い主に奇異の目で見られる。
申し訳ありません。
申し訳ありません。
無事にさばけまして、家のオーブンで焼くとコンガリ焼け
皮はパリパリ身はジューシー
白身魚おいしい!
感想として、釣りとは、食べることとは残酷なことだ。
まず餌のブドウ虫っていう小さな可愛らしい無抵抗な幼虫みたいなのがいて
これの体に釣り針をブッスーと全身に刺し通す。
それでブドウ虫がさも苦しそうにもがく
まずこれが見てて可愛そう。
ほんで釣った魚に針が刺さってんのがまた痛そうにしてて
「すまぬ。」という気持ちになる。
それを生きたまま腹を捌いたりするわけだから、
まあ魚には気の毒ですわ。
これも食育。
食べ物とか、食べ物を加工してくださる人に感謝する気持ちが強まりました。
師匠には後日お礼にビッグうまい棒を買って差し上げましたが、とても喜んでもらえました。
師匠Kさんも来年2月にはシニア満了で職場を卒業。
Fくんの話がきっかけでKさんと最後の良き思い出が出来た。
ありがとうございました。