写真と動画でつづる山と山以外

山に登ったり、登らなかったりします!

赤岳に登りカメラが急に欲しくなった話

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いまさらですが
3月24日~25日に八ヶ岳へ遊びに行ったときの話

さいきんよく行動を共にさせていただいている
「毎日がエブリデイお休み」のFさんが
あの憧れのエクシブの平日限定会員権を持っているとのこと

しかもなんと平日であれば1室10000円を宿泊人数で割って泊まれるというから普通のビジネスホテルより安い!

Fさんも是非行きましょうと言ってくださってるし
これはなんとか理由を付けて行きたい!
というわけで、エクシブ蓼科に行くための理由を探して
急遽、赤岳主稜へ登りに行くことになったのであった。

他に仲間を探したところ、Nさんもご一緒することになり、平日ブラザーズが行ってきましたよ。

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ひさびさの赤岳鉱泉
アイスキャンデー

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初日は赤岳鉱泉小屋でアイスキャンデーを適当にやって過ごす。
もちろんテントなど張らず小屋泊まりです。
なにしろエクシブへ行きたいがための登山。
そんな登山でアクセクしてはいけない。汗水を流してはいけない。
優雅にいかなければいけないのです。
(最も、気温マイナスなので汗水はそこまで出ません)

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イスクライミング、氷当たって片目を失明(その後治った)して以来か。
もう誰もやる人もおらず、アイゼンも研いでなくてバイルももう売っ払ってしまうか、と思っていたけど久々にやるとやっぱり楽しい。
(でもやっぱリードでやったら生きた心地せんやろな)

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豪華だとは聞いていたんですが
赤岳鉱泉小屋のステーキは噂以上にすごかった!

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翌朝、朝もはよからヘッドランプで赤岳へ向かう。

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主稜の取り付きの辺りで日が出てきた。

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これがどうやら主稜の取り付きの様だ
どうも事前にネットで見てきた写真と全然違うので戸惑った。
直前の寒波で雪の量がだいぶ多かったみたい

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取り付きで右往左往する私をNさんが撮って下さった。
Nさんは「俺はふつうに登るわ」とのことで登山道からその日一番に赤岳に登頂。

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主稜、なめていたけど出だしが怖かった。
普段のホールドが雪に隠れて、どう登ってよいやら。なさけない。
アイゼン登攀は怖いし難しい。舐めてはいけない。

雪多くて大変だったけど、でもめっちゃ面白かった。
いままでたくさん経験した山登りの引き出しを、たくさん引っ張り出して一生懸命登る。
こんな必死になることって、なかなか無いと思う。

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といきなり場面は変わって山頂に到着。

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走って小屋に下山。
エクシブエクシブ!

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この日は阿弥陀岳で滑落事故があり
ヘリが長いこと飛んでいた。
下山したら大きなニュースになっていた。

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そして、エクシブに到着。

これがエクシブ蓼科のロビーだ!

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エクシブ、いろいろ良かった。。。
こんなリラックスしたの久々かも。
ここで毎日お風呂に入って、毎日何をするでもなく

暮らしてみたい。


帰りはFさん曰く「スイス感がある」という白樺湖

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エアコンで有名な霧ケ峰高原へ立ち寄って楽しくも優雅な?旅を終えたのであった。


さてそんなことはどうでもよくて、タイトルの話なんですが
今回の旅で思い知ったのが
雪山登攀ではバッテリーが上がってカメラが使えない!ということです。


せっかく主稜に登るムービーを撮影しようと、2キログラムもあるフルサイズ一眼レフ機をぶら下げて登ったのに、なんと撮れた写真は下の写真ほか一枚のみ。
それでバッテリーがあがってしまった。

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山頂でバッテリーを取り出し手で暖めてようやくまた数枚撮れたのだけど、登攀中にはとてもじゃないけどそんなことやってられない。

それで、はじめて雪山でちゃんと撮影できるカメラが急激にほしくなり…

つづく。。。