鼻戦記2
先日、仕事が終わって、会社の人たちと東天満まで飲みに行きましたが、けっこう酔っぱらってしまいました。
楽しいと、ついつい飲みすぎてしまうからいけません。
寒い外から電車の中に入って、座席に座りホッとするひととき。
冬の電車ですが
座席の下から出てくる暖かい空気でウトウトして眠るというの
自分、すごい幸せ感じるんですよね。
環状線とかに乗って、一日中ぐるぐると、ずっと眠っていてもよいほどですよ。
じっさいに、そうしたことはありませんけどね。
どんなに酔っぱらっていても、自動的に家に帰って、自動的に髪を洗って、自動的に歯を磨いて眠るんですから、人間えらいものですよね。
それで、お酒を飲んだときは寝付きはすごくいいんだけど、眠りは浅くなるものですから
夜中に決まって目が覚めるわけですね。
それで、トイレに行っておしっこするわけですよ。
で、酔っぱらうとのどが渇くから、今度は水道の蛇口をひねって水道水を飲むのだけど
冬の水道水っていうのは、気温が低いからキーンと冷たい。
なんか氷でよく冷やしたお水みたいで、あれが酔っぱらった身にはどうも、すごく美味しいんですよね。
喉ごしっていうんでしょうか
火照った喉にぐいっぐいっと入っていって、良いんですよね。
寒いときって、そういうところにささやかな幸せを感じるんだけど
今朝起きて外へ出てみるとすっかり暖かくて
もうすぐそういう季節も終わろうとしていますね。
さてそんなことはどうだって良いんですが、
先日、鼻の手術をひと月前にして、病院へ検査に行ってきました。
採血したり、何故か?胸部のレントゲンを撮ったり
鼻の息がどれだけ出ているか?の検査とか。
血圧を測ったりとか。
それで、別の病室へ呼ばれて、匂いの検査を受けたんだけど
これが初めて受けるような検査
なんだかリップクリームの様なものを看護師さんが紙に塗りぬりして
その紙を手渡されるんですが、その紙の匂いを嗅いで
1番から4番?までの選択肢から、紙の匂いがどの匂いであるかということを、
看護師さんに伝える。
それで看護師さんが答えた回答をメモする。
次々と違う匂いを嗅がされて、何の匂いか答えさせられるという検査。
その選択肢が書かれた紙には
「りんご」とか「木のにおい」とか「はちみつ」とか「カレー」とか色々な選択肢が書いてあるんだけど
思ったのはやっぱりカレーの匂いは強いというか、すごく特徴的で解りやすいですね。
他にも選択肢の中には「蒸れた靴下の匂い」というのもあって
これいつ来るか?いつ来るか?と思ってたんだけど
終盤の方に、選択肢の中ではそうとしか思えない匂いが出てきたので
「これは蒸れた靴下のにおいです。」って答えるんだけど
「蒸れた靴下のにおいです」って言葉に出して答えるのが何か恥ずかしい。
何でか知らないけど何か恥ずかしかった。あんまり言う機会ないよね。
言われた看護師さんも何かちょっと恥ずかしそうで
「すみません、嗅ぎたくない匂いですよね」みたいなこと言ってた。
それで、最後、答え合わせとかあるかと思ったら
無いのね。
なんか匂わされっぱなし、答わされっぱなしで
さいご、正解だったの?点数とか、どうなの?っていうね。
ともかくこれは面白かったので
宴会の出し物とかでやると絶対盛り上がるだろうと思い
看護師さんに「これって売ってないんですか」と訊ねてみたけど
残念ながら市販されているものではないそうです。
まあそんなことはどうだって良いんですが
と脅かされ、そんな辱めを受けなければならないのか!と戦々恐々としていたのですが
そして、もう一つの懸念材料
病室でインターネットが使えるかということ。
これを確認したところ、インターネットはちゃんと出来るということで
これも一安心。
これで、2泊3日という、短い間ではありますが
一日中、好きな時に好きなだけ寝て、起きたらずーっとアマゾンテレビを観て暮らす
という夢の寝たきり生活が実現できることになりました。
まあそんなことはどうだって良いんですが
2月ももうすぐ終わりますね。