写真と動画でつづる山と山以外

山に登ったり、登らなかったりします!

鼻戦記

いつのころからかわかりませんが
自分の左の鼻の孔は、大体いつも詰まっています。


それで、鼻からくる風邪をひいたときは、しばらくは蓄膿気味になってしまうことが多々あります。
いちばん酷いときは、3~4年くらいの間、ずっとそうだったときもありました。

こういうのは、あまり人に言っても辛さが伝わらないと思いますが、とてもつらい。
別に死ぬ訳じゃないけど、いちいち鬱陶しい。

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最初は花粉症かアレルギーかと思っていたのですが
本当に困って、何件目かのとある耳鼻科で、鼻のレントゲンを撮ってもらうことになりました。

レントゲンを撮ると、医者に「あなたは鼻の中の骨が曲がっているので、それが原因で鼻が詰まるのであろう。これを根本的に治したいのであれば、鼻の骨を削る手術をするほかない」という様なことを言われてしまいました。

そんな恐ろしいこと出来るわけないし、そんな休みも取れ無いし(当時は半ブラック企業みたいなところで働いていたので休みが取りずらく)、ということであきらめ、そんな手術のあること自体もすっかり忘れていたのですが、それが十年前くらいの話。

先日風邪をひいて、久々にまたいつものように鼻が詰まってしまい
イライラっとして「もう!どうにかならんのか」と思った時に、そういえば昔そんな手術の話を言われたな、と思い出した。

それでインターネッツで改めて調べてみたのですが、案外手軽な手術らしく、急げば日帰りでも出来るみたいな?
入院しても1泊2日~2泊3日くらいで出来るそうな。

前職のときは厳しかったけど
今は健全な会社のシフト勤務職場なので、平日でも3日お休みをいただくことは何の問題もない。

手術代入院費は20万円くらいかかるけど
高額医療費の申請やら会社の保険組合のおかげで、実質の出費は2万円くらいで大丈夫だし
あとは怖いのを我慢するだけ。

ちょっと怖い思いをすればこの苦痛からずっと逃れられる(はず)ということで、意を決してお医者さんに行くことにしました。

行ってきたのは大阪の職場から30分くらいの岩野耳鼻咽喉科サージセンターというところ。

インターネッツで調べてみたところその道では有名な名医さんのいるところらしい。

病院へ着くと、一件ふつうの耳鼻科っぽい感じ。
とても繁盛していて待合室でかなり待つ。
自分の番になり、先生(たぶん岩野先生?)に、自分の鼻の話をすると先生がなるほどなるほどみたいな感じで、この苦しみをすぐ解っていただけた感じ。

この感じ、今までの耳鼻科では無かったよね
普通の耳鼻科行ってもどうも伝わらないいうか、解ってもらえないっていうか。
ただ鼻洗浄して薬もらって終わりみたいなのばかりだったんですよ今までは。

先生、鼻をカメラで見るなり「あーこれは確かに詰まってるわ」みたいな感じで、
「CT取ってみましょう」といってCTとってもらいました。
その写真がこれだあ!

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これが私の素顔です。キャッ!ハズカシー
帰り際にCTの写真が入ったCDをもらえるという面白いサービスやっていました。

ということで、正常な人は、鼻のところとか、頬骨のところとかが
もっと空洞で黒くなっているそうです。

ただ、こうして見てみると別に鼻の中はあまり曲がっていないような?

ともかく鼻の中が狭いことは事実なので、手術をすることに決定。
3日くらいは休み取れますと言ったところ、手術後、2泊3日で入院することになりました。

本来は1泊2日で退院してる人もいるみたい。
入院施設は病院の3Fにあるそうな。

手術は内視鏡で1時間くらいで済むので、
体へのダメージは最小限で済むそうです。

手術の内容ですが、鼻の中の骨(軟骨)を取って、
鼻の孔を拡げるという単純明快なもの。

「取る骨はいらいない骨だから問題ないよ」とのことだけど
いらない骨ってあるの!??という感じだけど。。。

なんか鼻が低くなったりしそうだが、外見上は全く変わらないそうです。

手術は、部分麻酔でも可能なんだけど、全身麻酔で行いますとのこと。
自分としても、意識があるのに鼻の先で骨を切った貼ったされるなんて、
とても耐えられそうにもないので是非そうして欲しい!

それにしても、内視鏡で骨を切ったり貼ったりすることが出来るものなんだろうか?どういう仕組みだろうか?

と疑問に思ったが、具体的に想像すると失神してしまいそうなので、あまり調べたり聞いたりせず、ボンヤリ想像するに任せておくことにする。

インターネットで調べたらたぶん「マイクロデブリッダー」という機械で手術するっぽいが
名前から察するに、マイクロデブリッダーとは
恐らくこのような姿をした機械といったところであろう。

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具体的に何がどう動いて、どうやって骨を切るのかとかそういった詳しい機構・仕組みは見ない・聞かない・知らない・調べないようにしよう。


と、いうことで
2月に一度検査して、手術は3月中ごろになります。
もし病室に無線ランがあったら、退屈はしないのだが。。。

じつは手術というのは、大人になってからは初めて。
入院するのも初めて(言うても2泊だけど)
全身麻酔も生まれて初めて
ということでドキドキワクワク。

どうなることやら。。。