東京
１２月はじめ、東京にいってきました。
実は東京は、ほとんど行ったことがなくて
今回で３度目？くらい（ディズニーランドは東京では無いし）
なのでいろいろと観光して回りたいところでしたが
仕事の用事が昼から暗くなるまであったので、そんな暇もなく。
あれこれと行っても仕方がないので、今回は目的を
「江戸城の日本１００名城スタンプを押すこと」に絞っていくことにしました。
ご存じのとおり、江戸城といっても、要するに現在は皇居のことです。
東京は人が多すぎて落ち着かないけど、皇居はだだっぴろいから落ち着く。
京都御所みたいで癒される。。。
さて、日本１００名城の江戸城スタンプですが、皇居の端の方？にある
この建物の案内のお姉さんがすごい親切な方で、
スタンプの場所を聞いたら、一緒にスタンプのところまでついてきてくれて
スタンプの紙がないと言ったら付箋の紙まで用意してくださった。
（黄色い紙じゃなくて白いのが良い、とはさすがに言い出せなかった。）
また、皇居のパンフレットをたくさん渡され
「お城、お好きなんですか」といって、江戸城のことを詳しく説明してくださった。
「実はスタンプは集めているけど、自慢じゃあないけど歴史はぜんぜん詳しくないぜ」
という事は口に出さずに
うまいことあいずちを打って説明を聞く。
実は出張で来ているのでそれほど時間が無いのですよ、と言うと今度は
東京駅までの行き方を丁寧に案内してくださって
あそこの道から帰れば、今なら綺麗な銀杏並木と東京駅を見ながら歩けるので、その道から帰るとよい
というようなことまで教えて下さった。
これが東京の「おもてなし」というものか。
このコンクリートジャングルに着いて１時間
初めて言葉を交わしたお姉さんにあまりに親切にしてもらい、自分は
惚れた。
さて仕事の用事は築地付近であったので
「これが築地かぁ」
とぼんやり外側からのぞいてみたけど
京都からの手土産がめっちゃ重い＆かさばりすぎなので
さっきから人にボンボン当たって
これで市場へ突っ込むと大変なことになると思い、
築地見学はあきらめた。
仕方なしにあたりをウロウロ散歩していると
何故かイタリアンのお店が多い一画へ。
カウンターだけのような雰囲気あるお店があったので、
そこでパスタランチを食べる。
大きな手土産を持っていたので
「出張ですか」「どちらからですか」と尋ねられ
「京都から」と答えると
「そういえばなんとなく京都らしい感じが」みたいことを言ってもらう。
「京都人みたいな顔して座っているけど、実は広島の田舎のものだぜ」
ということは言わないでおくことにする。
一泊して、翌日の用事も済んだあとはまた真っ暗。
慌てて職場のお土産を買いに行く。
お土産はお姉さまの指令で東京駅の横のKITTEという商業施設で。
「鯛安吉日」というお菓子を買ったんだけど
これが、すごく美味しいと評判でした。
それから、残ったわずかな時間で渋谷へ。
そういえば従兄が道玄坂でバーをやっていることを思い出し
まだ行った事がなかったので急遽訪問させていただきました。
すっごく落ち着く雰囲気。
突然の訪問にも関わらず、温かく迎えてもらいました。
「ブラック・ベル」というオリジナルカクテルをいただく。
なんと洒落たカクテルでしょうか。
話をしてお酒を２杯も飲んだところで、もう帰りの新幹線の時間
やっと落ち着いたと思ったらすぐに帰らなければいけなくなった。
後ろ髪引かれる思いでお代を払おうと思ったら、
「次に京都か広島でおごってくれたらいいよ」
と言っておごってくれた。
ありがとう
ごちそうさまでした。。。
さて夜の東京駅、歩いているとすれ違った、良い気分で酔っ払っている人たちから
「東京駅をバックに写真とってもらえませんか」といって携帯を渡される。
いいですよっと言って写真を撮ってあげました。
酔っぱらったOLさんがハイテンションで
「めっちゃいい人めっちゃいい人！」「私たち青森から出張で来たんですー」
なんてことを言ったが
「いや私も地方から出てきた者なんですけどね」
ということは言わないでおく。
「遠いところからよく来られましたね」なんて
よき東京人のふりをして
適当なことを言ったのであった。
目まぐるしく東京を後にして、京都駅に着いたのは夜遅く。。。
東京は慌ただしいところだ。。。
お城スタンプはこの他にも、会社のお城部で１１月に姫路城と明石城を訪問。
順調にスタンプを集めております。
