写真と動画でつづる山と山以外

山に登ったり、登らなかったりします!

雪彦 地蔵岳東稜と地蔵岳正面壁右カンテルート

昨年末の話でいまさらなんだけど
雪彦山地蔵岳へクライミングに行ったときの写真。

HさんWさんが年末にAさんに連れられ?
小豆島の拇岳を登ることになったので、その練習をしたいとのことで行くことになった次第。

HさんWさんリードで、自分は撮影係に徹するということで
地蔵岳の東稜と正面壁右カンテルートの2ルートを登ったのであった。
(れいのごとく動画はまたの機会に)

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地蔵岳東稜
(以前、不行岳山頂直下から撮影したもの)

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黄色い線が登攀ルートです(たぶん合ってると思う。)

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東稜ルートは簡単だし、あまり高度感もないのでマルチピッチの練習には絶好のルートです。

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山頂まで登って、登山道から下山。
そして正面壁へ。

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黄色のラインあたりを登っていきます。

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逆層で見た目より悪いフェイスを登ります。
Hさんが果敢にリード。

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これ、登ってるところを登山道からみるとすごい迫力なので
Hさんが登っているところに背後の登山道から

「きゃー!あんなところに人が」
という若い女性の声が聞こえる。

「すごーい」
スパイダーマンみたい(←クライミングをしない人から一番よく言われる言葉)
登っているHさんも悪い気はしないはずだ。

「かっこいいー!」
「一緒に記念写真撮って、来年の年賀状にしよう」
くそう!俺も登ればよかった!

その後Hさんは他人の年賀状に載ったのだろうか?
(申年だけに岩に登る猿、みたいな扱いだろうか。)

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我々がフォローで登るころには、皆見物にも飽きた様で
すっかりギャラリーもいなくなっていたのであった。

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そして二人のリードで無事登頂!
正面壁は高度感あって怖かった。
Hさん、これをよくリードしたものだなと思った。

Hさんはそれまではすごく怖がりの人だったのに
これを境にクライミングが攻めのクライミングに変わった様な気がする。
勇なき者同士と見込んで親近感を抱いていたのに、私は寂しい。

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そして帰りは例のごとく「ずんどう屋」でラーメン食べて解散。

その後二人は、Aさんについて無事に拇岳の登頂に成功したそうな。