写真と動画でつづる山と山以外

山に登ったり、登らなかったりします!

貴船滝に再登! 八淵の滝 沢登り

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何年か前に八淵の滝のなかの貴船滝へ登りにいきましたが、
また貴船滝を再登してきました。

↓前回

前回登ったときは、ほとんどクライミングもやったことなくて、
ものすごくおっかない思いをしながら、少ないカムをずらしながら登るというとても危険な登り方で、カムを掴んだりしながらの人口登攀で登りました。

それから数年、錫杖岳をナチュラルプロテクションで登ったり
小川山などでちょこちょこクラックを登っているうちに
「あの時の滝はもしかしたらジャミングを使えばフリーで登れるのでは?」
というふうに考えるようになり、いつか再登しようとずっと考えていました。

しかし、沢登りをする人はたいていクライミングはやらない人が多い
ライミングをする人はたいてい沢登りはやらない人が多い
ということもあって、こういう両方がまたがった様な登攀はなかなか良いパートナーが見つからない。

それをたまたまはぐれがんぽうMさんと話していたら、じゃあ沢登りはやったことないけど一緒に行こうか
というので、急遽再登しに行くことになったのでした。

その後K橋さんや、大きな滝の登攀をやってみたいと語っていたT本さんなど
リアルがんぽうずも加わり、Aさんも登りに行きたいとのことで、思わず登攀達者な人が3人も揃ったのでした。(そして何故か言い出したMさんはドタキャン)

今回の動画↓


本当は前回同様、8つの滝をすべて直登しようと意気込んでいたのですが
寝坊して遅れたり、渋滞に巻き込まれたりで時間がなくなってしまい、貴船滝までは適当に遡行していくことにする。

おまけにNEX(カメラ)の電池が切れたやつを持ってくるという痛恨のミスをしてしまい、仕方なくミニカメラの動画のキャプチャ画像しかありません。とほほ

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目当ての貴船滝に到着し、息をととのえて登攀。
クラックにカムをはめながら登ります。

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登ったあと、上の立木にスリングを巻いてトップロープをセット
皆で登って遊んで帰りました。

前回同様ぎょっとするような迫力の貴船
じっさいに登ってみると、想定していたジャミングはまったく使えないクラックでした。
しかし見た目のすごい迫力とは裏腹に、冷静に登るとフェイスクライミングで5.8程度のグレードしかない。

プロテクション・ホールド・スタンス
すべてにおいて終始冷静に登攀することが出来、前回は何をあんなにビビっていたんだろう、と拍子抜けをしてしまうと同時に、自分も成長?したな、と感じました。
錫杖岳に登って培ったものがすべて活きたという感じです。





※5.8とは書きましたが、あくまでスポーツ的な難度が、という意味に過ぎません
ゲレンデルートとは違うので多くの不確定要素や危険要素があります
もしこれを読んで登りに行った人がどうなっても、一切関知しません。
ご自分の責任において登ってください。