名作映画は何度見ても良いっすね
木曜だったか金曜だったかは、またFくんの家に転がり込んで突撃晩ご飯であったが、その時あたらしくAmazonでゲットしたインターバル撮影用リモコンをさっそく試してみた。
↓映像の冒頭(早送りみたいなやつ)が1秒1コマで撮影したインターバル撮影。これは楽しい!
これで\1,500くらいなんだから悪くない。
土日は雨が降るし、足が痛いということもあり、二日間一歩も外に出ないという。
そして部屋を片付けよう!と思ったが非常に中途半端にかたづけたところでやる気がなくなるという。
そしてあとは映画を観るだけという無為な週末を過ごしてしまった。
ちょっと思う所があって個人的ベストオブ名作映画である「マグノリア」をもう一度観ようという気になって久々に観たんだけど、やっぱり何回みてもええわ。
この映画は、もう10年くらいも前になるんですね。
当時付き合ってた彼女と映画館まで観に行った映画。この映画、とても深いテーマがあるのだけど、はじめて観たとき、ほとんど意味がわからなくて「なんか意味わからんけどまあまあ面白かったな」という印象。それで、半年後くらいにビデオでもう一回みてみたら「これは、じつはすごい深い映画なんじゃないか」となって、以来、節目節目で何回も観ている映画。この映画、ひとことで言うと、「原因と結果」ということがテーマなんですよね。もしも奇跡(神と言い替えても)が起こったとして、奇跡は「奇跡」という言葉に過ぎない。奇跡を分解していくと、必ず奇跡の起こった「原因」がある。原因を解明してみると、それは「あり得る(起こり得る)」出来事になる。起こり得る事なら、それは奇跡ではなくなるのかい?そうではないでしょう?きみはどう思う?みたいなことを言っている映画なんですよ(だと思うけど・・・)。10年前の映画なんでいまさら僕が熱く語ってもしょうもないですが。
マグノリアを観て「いやあ、映画って本当に良いものですね」と思ったので、これまた名作である「クラッシュ」も観る。
これも表面的に観ると「人種差別」がテーマなんだけど、本当に言いたいことは人間の本質というか、人間の善悪というか人間愛というか。
善い行いをする人が常に善い人間というわけではないし、悪い行いをする人が常に悪い人間というわけでもない。というような話。「そうなんだよな」と思わせられる名作映画。
マグノリアに非常に近いところもあるように思う。
そして記憶にまだ記憶に新しいタランティーノ監督のセンス抜群映画
映像、演出、セリフ、タイミング、音楽、どれをとってもセンス抜群の映画!
と観た事ある映画を三本も観てしまったので、今度は観た事無い映画
「ゼア・ウィルビー・ブラッド」という映画を観たが、面白かったけどこれはアメリカの宗教とか時代背景とかを深く知らないとよく解らないみたいだった。
こうしてみると自分は、本当に群像劇が好きなんだなということがよく解りました。
(名作と思う映画はたいてい群像劇です。)