写真と動画でつづる山と山以外

山に登ったり、登らなかったりします!

ド近眼貧乏マクロレンズ

山登りをしていて、もっと接写できればなあと常々思っていましたが、マクロレンズを買うとお金かかるのでそれほどでもない。
そこで、エクステンションチューブなるものがあるのを発見しこれはと思いましたが、これもなんだかんだお金がかかるなあと思っていたところ、そういえば家にあるFDレンズのことを思い出した。

FDレンズとカメラについては、以前に下記のような経緯で入手したものです。
http://blogs.yahoo.co.jp/tsuduno2000/42356593.html

FDレンズの素晴らしい写りはフィルム写真で確認済みですが、フランジバックの関係でマウントアダプタを介してデジカメに付けても、無限遠が出ないレンズとして巷では敬遠されがちのようです。

しかし、無限遠が出ないぶんマクロとしての使い道があるとの話を以前聞いたことがあったので、さっそくこれを実行してみることにしたのであしました。(EFレンズにエクステンションチューブをかましたのと同じ原理。)

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マウントアダプタを買ったらお金がかかって本末転倒なので、出来るだけお金を使わない方向でマウントアダプタを作成。(ネットで調べたら同じようなことをしている人がいたので参考にさせていただきました)
FDマウントのジャンクカメラからマウントを摘出する。(これは僕が所持して使っているFT-bとは別のジャンクカメラである。)

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カメラのキタムラのジャンクコーナーから買ってきたEFレンズからEFマウントを取る。(このレンズは取り付けてみたところ動品だったので、少しもったいなかったが…)

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これを、ネットで見た他の人はちゃんとビス穴あけてちゃんとビスどめしていたが
めんどくさいので家にあった瞬間接着剤で適当に貼り合わせ

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EOSに装着してみる。
ウホッ!うまくいった
レンズはozunonの28mmマクロレンズ(2.8)で、FT-bといっしょに買ったもの。ヤフオクで千円かそこらだった。

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写真を撮ってみました。

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ピントを一番マクロ側にすると、レンズから2センチ近いところからの撮影になります。
開放だとおそろしく被写界深度が浅くて、ソフトフォーカスみたいになってしまうけど
「ド近眼のマクロレンズ」として使っていけそうです。(本来は三脚を使うべきなのだろうけど、山登りには普段持って行けないので、試し撮りも全部手持ちで撮影してみました)