写真と動画でつづる山と山以外

山に登ったり、登らなかったりします!

2010年8月の八池谷

山岳会にはここ最近、なぜか新人さんが続々入ってきます。
しかもなぜか沢登りをしたいという人が多い。(沢登というと、ちかごろは事故でイメージ悪ですが…)
そこでU親方から新人担当の僕に「君、どこか適当なところを計画しなさい」という指令をいただき、以前遡行した八池谷(八淵の滝)へ行くことに。

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新人のOさん、沢登り経験一回のみのKさんTさん、それにベテランのMさんUさんというとてもバランス良いパーティー

まずは魚止の滝手前から入渓。

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参加者は全員身のこなし軽く、危なげない動きだったのでひと安心。

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沢登りといえばカエルがつきもの。苦手な人は沢登りできません。

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魚止の滝。全員危なげなく通過。

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障子の滝は左の登山道用はしごからまいていきます。八池谷は登山道がすぐ横に併走していて、危ないとすぐ登山道に移れるから便利。

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その先のゴルジュ(両側を岩壁にはさまれた地形のこと)を通過するとあらわれる空戸の滝は、左側の岩壁から簡単にまけるのだけど、今回は水量少なくチャンスと思い、直登にチャレンジしてみました。

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たまにインターネットで見かける直登者の記録を見るとステミング(岩壁と岩壁の間に両脚を突っ張って体を支える技のこと)で登るとありましたが、右壁からそのまま直上すると案外簡単に登れました。(この日は岩がものすごくグリップしたので、コンディションによるのかも)

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日ごろのクライミング練習が活きた

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滝を上がったところにある大擂鉢。
ほんとうは大きな擂鉢状の愉快な滝つぼがあって飛び込んだり出来るのですが、現在は砂で埋まって浅くなってます。

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その上にあるナメ滝。

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岩をよじ登りつつ、さくさく進みます。

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屏風滝をまいた先にあるのはこの谷一番の大滝である貴船の滝。

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滝の前で通りかかった外国人登山者にお願いして記念写真を撮ってもらった。

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その先の七編返しの滝も問題なく通過。

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時間があったので、そのまま上流にある「まぼろしの滝」を皆で見学に行くことになりました。


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まぼろしの滝前にある小滝

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小滝を越えると姿をあらわしたこれが「まぼろしの滝」か~
ふーん。まあ綺麗な滝だけど、なんでまぼろしなんだろ?

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まぼろしの滝通過後、広谷の登山道まで遡行は続きます。

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この滝つぼには巨大な倒木が沈んでいて、すごく神秘的だった。

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やがて平和な渓相に。

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広谷へ到着。お疲れさまでした。

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前回には見られなかった「まぼろしの滝」が見られ、満足、満足です。