写真と動画でつづる山と山以外

山に登ったり、登らなかったりします!

トレーニング・デイ

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土曜日は夕方まで仕事。
山岳会でここのところ毎回顔を合わせているAさんとUさんが、比良山の堂満岳でツェルトを張る練習をするというので、仕事が終わってから合流することに。

ツェルトというのは簡易のテントのようなもののことで、テントを持って行かないような山行のとき、万が一遭難したりして山中でビバークしなければならない時などのために非常用非難テントとして持っていくものです。

このツェルト、ただお守りの様に持っていては、いざ使おうと思ったときにまともに扱えないでは困るということで、気候もおだやかなこの時期に山中でツェルトを使ってじっさいに幕営してみよう、ということになったのです。

ところが、仕事をしていると、昼過ぎくらいからひどい雨が降ってきたので
「行きたくねええええええええええええええ」と思いましたが、UさんとAさんのことなので「訓練にもってこいの天候になりましたね」とか言ってやっているだろうなあ。
と思いあきらめて比良山に向かいました。

JR比良駅で降りると、もう午後7時。
幸い雨が止んでくれたので、ヘッドランプをつけて堂満岳に登りました。
真っ暗な山中、途中何度か道が不明になり、立ち止まってヘッドランプの灯りをたよりにじっくり道を探す。
二人が幕営しているところに着いたのは午後9時頃のこと。
ずっと真っ暗な中を歩いてきたので少しホッとしました。
ツェルトなのでもっと悲壮な感じで幕営しているのかと思いましたが、タープを張ってランタンを吊るしたりなんかして、その下でピクニックの様にご飯を食べていて、なんだか楽しそうにしている。

僕もツェルトに紐を吊るして張ってみましたが、ツェルトが風に舞ってヒラヒラなびいているのを見て
「これで寝るのかぁ」
と、なんとも頼りない気持ちになりました。
しかしちゃんとエアマットを敷いて寝袋に入ると思いのほか快適で、その夜は快適そのもの。
気持ちよく寝られました。

まあこんなのは雪山とかでやってみないと訓練にならないのかな?

翌日はUさんに指導してもらい、シュリングで使った簡易ハーネスによる懸垂下降の訓練。
Uさんには先週平日にも、加茂川の橋を使って懸垂下降の訓練を指導してもらいました。(街中なので相当奇異の目で見られ、ちょっと恥ずかしかった。)

そんなわけで先週は、夜間登山、ツェルト、懸垂下降など、いろいろ訓練の一週間でした。

さて、今週末の連休はまた北アルプスです。楽しみ楽しみ。